第10回 ストーキング




ぽー

リリースの翌日に うちの横で姿を見てから

うちには来なくなってしまったね



わたしは お前の面倒をみたいのだよ

だから迷惑だろうけど追いかけさせてもらうよ

いわゆるストーカーだ




彼がいるところは だいたいは把握しているんです

まずは公園

しかし公園は恐ろしい目にあった場所

当分は近づかないことは分かっています




うちの近くで彼が食堂として来ているところが2箇所







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当時はまだわたしは地域猫の知識も経験も浅く

置き餌もしていない状態

だから当然 猫たちもうちには近寄ってきません

ですので知り合いになったお宅を覗きに行くことにしました








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あ いた

こちらは「やさしいおばあちゃんち」です

1軒目で簡単に見つかりました

ぽー 単純な思考回路のお前が愛しいよ







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なぜお前がいるんだ・・・


そんな感じで睨み付けています


それ以上近づいたら逃げるぞ・・・


門があるのでこれ以上は近づけませんからね

心配しないでいいよ











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この写真は数日後

少し柔らかい表情になってきました



うちにもご飯を置いたから食べに来てね

お前と仲良くなりたいんだよ

地域猫ぽーとの付き合いは始まったばかりです























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by otacats2 | 2016-06-22 23:07 | 外猫時代 | Comments(2)

第9回 再会



わたしのTNR第1号 ぽー

関わったからには しっかりお世話をする

そういう強い決心で始めたこの活動




しかし




今回去勢手術という恐ろしい体験をした ぽーが

その体験をさせた張本人である わたしの前に現れるものなのか

実はそういうところまで気が回っていなくて

どうしたものかと思っていたら・・・




翌日のこと






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はっ (ぽー

えっ (わたし


うちの真横に現れた・・・

これは窓から撮影

ちょっと慌てていたので ボケボケ写真で申し訳ありません








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ダダー








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ダダダダ












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スポッ









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こ これはいったいどうしたことだ

なぜヤツがいるんだ



ぽー はきっとそんなことを思ったに違いありません



それはきっとこういうことです









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ぽーのテリトリーはこんな感じ

今回 捕まえるのもリリースも公園だったわけです

ということは ぽーにとってヤバイのは公園です

そのヤバイ公園から一番遠いところ=安全なところ

つまりうちです(笑)

よかった

探さなくても来てくれて 本当にラッキーでした



さあこれからは

失われた信頼を取り戻すために頑張らねばなりません

今のところ ぽーにとってこの世で一番キライなのはわたしですからね

頑張ります!









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by otacats2 | 2016-06-12 23:39 | 外猫時代 | Comments(1)

第8回 自由へ



保護して1週間が過ぎ

ついに ぽーをリリースすることになりました







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リリース場所は捕まえた場所と同じ公園

捕まえた場所で放すのが基本のTNR

捕まって極度の緊張状態だった猫が

覚えのある場所に戻れるということが どれほど安心することか







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タオルなどで顔を隠してやると

パニックにならず大人しくしています









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・・・・・・・・



もう逃げてもいいんだよ










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ありゃ逃げない

顔を覆っているからかな?









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覆っていたものを取ってやりましたがまだ固まっている

ほら逃げ・・・



ぽーは自分がフリーだと気づき

この後 全速力で茂みへと消えていったのでした





よし これでひとつの山は越えた

しかし大事なのはこれからなのだ

ぽーが 病気にならないように飢えないように見守らなければ

はたして自分がどこまで出来るのか自信はないけれど

少しでもぽーが快適に暮らせるように頑張っていこうと改めて思ったのでした












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by otacats2 | 2016-06-05 15:05 | 外猫時代 | Comments(0)

第7回 我慢の限界猫



猫にとって死ぬほど恐ろしい日々が続いています

それはそうでしょう ずっと何年も外で自由に暮らしていたのだから

いきなり捕まって 何やら手術されて 檻に閉じ込められている

これから自由にしてあげるんだよと思っていても 猫には分かるはずもない






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猫はケージの中で叫び荒れ狂っていました








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そして切なそうにわたしを見つめてくる

もうゆっくり養生するどころか

ストレスでどうにかなってしまうのではないかと心配になってきました








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猫の望みはただひとつ

「自由にしてくれ」

そう言っているのが痛いほど伝わってきます




1週間が経ち

もう限界かと感じました






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自作の首輪に 「キョセイズミ」の文字

この頃 耳カットだけでは

また誰かに保護されてしまうことが心配だったものですから

そして連絡先の電話番号も入れておきました


この猫は飼えないけれど自分が面倒をみる


その意思表示のつもりでした









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いよいよリターンの時がやってまいりました

長かった捕らわれの生活も終わりです

リターン場所はもちろん保護した場所

あの小さな公園です




そしてこの頃には この猫に名前がついていました

特に特徴もない猫でしたが

尻尾にシマ柄がついていたので しっぽの ぽー


「ぽー」


と名付けたのでした














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by otacats2 | 2016-06-02 22:36 | 外猫時代 | Comments(1)